米国のマーケット調査会社ファンドストラットが、ビットコインのブロックを生成するマイニング機器の損益分岐点を発表した。
From today's @fundstrat Bitcoin mining update...
— Alex Kern (@AlexKernA) September 9, 2019
- @BITMAINtech Antminer S9's cash and total cost of mining 1 $BTC = $7300 and $8500 (assuming $0.06 / kWh)
- Older and newer generation mining rigs are profitable with BTC at current levels pic.twitter.com/Pe7POApyp2
5日付の各マイニング機器の損益分岐点一覧では、最新機器は最低で5126ドル、古いタイプでも最高で8528ドルだ。例えば、中国のビットメインなどが使っているアントマイナーS9は、1BTCを生成するのにかかるコストが7293ドル~8528ドルと推定されている。
適正価格は最大2万ドル超え?
ファンドストラット代表のトム・リー氏は、今年4月、強気相場におけるコモディティーというのは損益分岐価格の2~2.5倍で取引すると指摘。この理論に従えば、単純計算で、現在のビットコインの適正価格は最大で2万1320ドルということになる。
リー氏は、弱気相場では、損益分岐点の下で取引をすることもあると指摘していた。