ブロックチェーン分析会社Lookonchainによると、FTXとアラメダリサーチは総額2200万ドルにのぼる大規模な仮想通貨の移動を活発に行っているようだ。仮想通貨の組み合わせは、IMX、GMT、ETH、UNI、SHIB、BAL、LOOKS、WOOなどからなる。
破産宣告後、FTXとアラメダリサーチは著名な仮想通貨取引所に多額の資金を移転している。2023年10月以降、同社は59の多様なトークンで総額5億5100万ドルの取引を行っている。
Today #FTX/#Alameda transferred ~$22M assets again, including:
— Lookonchain (@lookonchain) December 2, 2023
6.26M $IMX($9.12M)
20M $GMT($5.29M)
1,643 $ETH($3.43M)
441,425 UNI($2.69M)
77.77B $SHIB($652K)
102,651 $BAL($389K)
2.24M $LOOKS($261K)
801,893 $WOO($179K) pic.twitter.com/VUqWBiNj5G
最近の動きでは、ウィンターミュート、バイナンス、コインベースなどのプラットフォームで1080万ドルの移転が発生した。最新の10億8000万円の移転は、8つのトークンに分散された。GMTで258万ドル、UNIで241万ドル、SYNで225万ドル、KLAYで164万ドル、FTMで118万ドル、SHIBで64万4000ドル、そしてARBとOPがわずかに送金された。
10月24日、FTXとアラメダリサーチのウォレットは1000万ドルを単一のウォレットアドレスに移転し、後にバイナンスとコインベースのアカウントに再分配された。2023年11月14日には、クラーケンとOKXに2400万ドルの仮想通貨資産が送られた。米国の裁判所が承認した計画により、当初は1億ドルまでだったが、特別委員会の承認を待って2億ドル分のデジタル資産を売却できるようになった。
2023年3月にはコインベースやバイナンス、クラーケンなどの仮想通貨プラットフォームに1億4500万ドルのステーブルコインを巧みに移転した。
50億ドルを超える資産を回収した後でも、FTXは88億ドルを超える負債を抱え、困難な状況に直面している。この財政的負担の深刻さは、FTXとアラメダが現在進行中の清算を進める中で明らかになる。これは、多額の債務に対処しながら、一部の債権者にいくらかの救済を与えるという途方もない道のりとなっている。