世界最大規模の米国半導体商社アヴネットは、仮想通貨決済会社ビットペイと提携し、仮想通貨での決済を受け付ける。同社が3月19日のプレスリリースで発表した。

アヴネットは、ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)での支払いを受け付けると発表。ビットペイが決済の承認を行うという。アヴネットはフォーチュン500に24年間ランクインし、2018年の年間収益は190億ドル(約2兆円)を超える。

同社によると、ビットコインの受付を開始して1カ月で数万ドル規模の仮想通貨での取引を複数締結したとしている。これにはビットコイン・ドットコムとの新たなハードウエアウォレットにかかる事業も含まれるという。

アヴネットは、支払いの選択肢が増えることで、顧客の利便性が向上すると強調し、次のように述べている。

「ビットコインはクレジットカードや銀行送金より速くて簡単なだけでなく、安くて、普及も拡大している。私はアブネットが、ビットコイン支払いを望む多くのブロックチェーン関連の顧客を世界中から引きつけると予測する」

コインテレグラフが1月30日に報じたように、ビットペイはウィキペディアを運営するウィキメディア財団と提携し、ビットコインキャッシュでの寄付を受け付けることを発表している。

また、先日、スイスのネット通販大手ディジテック・ギャラクサス(Digitec Galaxus)も、決済手段として仮想通貨の受け入れを開始したと発表している。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Fortune 500 Company Avnet Works With BitBay to Add Bitcoin, Bitcoin Cash Payment Option