ツイッチの元幹部が仮想通貨スタートアップのKinに参加、マーケティング責任者に就任

ライブストリーミングサービスのTwitch(ツイッチ)の元幹部マシュー・ディピエトロ氏が、仮想通貨スタートアップのKinエコシステム・ファンデーションに、最高マーケティング責任者(CMO)として加わった。Kinが9月18日に発表した

ディピエトロ氏は、人気のライブストリーミング配信プラットフォーム「ツイッチ」で8年間にわたり上級副社長を務めたが、今後はKinが発行する仮想通貨「Kin」のためにマーケティング及びブランド戦略の開発を担当することになる。「Kin」は、カナダのメッセージグアプリ「Kik(キック)」がリリースした仮想通貨である。

発表によれば、ディピエトロ氏はツイッチでブランド開発を推進すると共に、あらゆるマーケティングプロジェクトを率いていた。これには、ツイッチ及びビデオゲームストリーミング配信文化をテーマにするコミュニティ「ツイッチコン」の立ち上げも含まれている。

ディピエトロ氏は2010年からツイッチに参加。40人以上の従業員を抱える部署を育て上げ、ブランドマーケティング、コンテンツマーケティング、クリエイティブ構想、イベント、プロダクトマーケティング、及びコミュニケーションに取り組んでいた。

新たな役職への就任を受け、ディピエトロ氏はRedditの投稿で、この仮想通貨スタートアップでの新しい立場についてコメントした。コメントでは、「消費者と開発者の間の関係性を根本から変える」ことのできる「変革技術の採用」を支援することは「一生に一度のチャンスだ」と述べている。

11年にリリースされたツイッチのライブストリーミング動画サービスは現在、米アマゾンが100%所有し、その子会社として運営されている。アマゾンは14年8月にツイッチ・インタラクティブ社を約9億7000万ドルで買収している。

またツイッチは、14年に初めてビットコイン(BTC)による支払いの受け入れを開始し、16年8月にコインベースの決済処理ゲートウェイを通した支払いオプションを再開している。この再開は、それより前にエックスソーラ経由でのビットコイン決済に問題が生じたことを受けたものだった。

最近、ツイッチのストリーミング配信アプリ「ストリームラボ」は、コインベースの仮想通貨取引所とウォレットを通して、仮想通貨でのチップの受け入れを開始したことを発表している。チップとして利用できる最初のコインは、コインベースが対応しているビットコイン、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、及びビットコインキャッシュ(BCH)となる。将来、コインベースで新たなコインが上場されるのに併せて、そのコインも利用可能になるという。コインベースは7月、新たに5つのコインの追加を検討していることを発表している。