ドイツのスポーツギア大手プーマは6月13日、3Dメタバース体験「ブラックステーション」を立ち上げた。開発者によると、ブラックステーションはプーマパスのNFT(非代替性トークン)保有者に「無制限のアクセス」を提供するために構築された製品ドロップの「体験型ホーム」だ。
同社によれば、この体験が誰もが探索できるものであるという。プーマパス保有者にエアドロップされたRBトークンを持っている人であれば、デジタルの「ルールブレイカー」スニーカーを購入し、2つのデジタルウェアラブルを主張できるという。現時点で、RBトークンの価格は0.0125ETHである。
開発者は「RBトークンを持っていなくても、まだたくさんのことが探索できる。雲の上の都市であるウンカイや、爽快なクラブであるウンターは、どちらも探検・収集する謎に満ちている」と説明している。
RBトークンの保有者は、6月13日から20日までの間にブラックステーションでトークンをバーンし、親ウォレットにメタバース内のさまざまな製品ドロップへのアクセスを許可できる。ロードマップによると、ブラックステーションは今年中にいくつかの一般イベントとNFTドロップを行うという。2024年のイベントはまだ開発中となっている。
体験は6月23日まで開催される。以前、プーマは別のチェーンを検討していたが、最終的にイーサリアムにとどまることにした。また、ウォレットを接続してETHを使用する他に、クレジットカードでデジタルコレクタブルを購入することも可能だ。
2022年2月に、プーマがイーサリアムネームサービスのドメインを登録し、ツイッター名をPuma.ethに変更した。当時、プーマはクールキャッツNFT、レイジーライオンズ、ガターキャットギャング、キャットブロックスなど、さまざまなネコをモチーフにしたNFTコレクションに投資していた。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン