中国で開かれたサミットにて初となるビットコインのドキュメンタリーが公開

中国はビットコイン大国だ。コインテレグラフに掲載されたウィリー・タンの記事によると70%のビットコインは中国で採掘されているという。安いコンピューターハードウェア、豊富な水力発電と涼しい環境。ビットコインに最適な中国の環境のおかげでビットコインと中国は互いに水を得た魚のような抜群の相性を見せている。

9月20日から翌日21日まで香港グランドハイアットホテルにて開かれていた “Shape the Future Summit 2017” ( 未来を変えるサミット) 二は80社ものビットコインに携わる企業が招待された。そこで注目されたのは中国初となるビットコインのドキュメンタリーだ。


 

未来をかえる

“2017 - Shape the future” は世界初となる電子通貨、ビットコインのドキュメンタリーだ。このドキュメンタリーはBitKanがBitmai、Huobi、Bixin、ViaBTCの協力を得て制作された。同作は謎の投資家、ビットコイン・サトシ・ナカムラがどのようにしてビットコインを作ったかを議論するところから始まる。彼は何者だったのか? 単独なのか、それともグループなのか?


 

サミットでは電子資産の制作者とその制作過程を中国の視点で分析したが未だにサトシ・ナカムラが誰なのかという問いは謎のままだ。ドキュメンタリーはその他にもクレイグ・ライトなど様々な可能性を考査した。シャオシャオ・スンやビーシン現場管理者などはドキュメンタリーの中でウィキリークスによるビットコインの受け入れはサトシの正体をもっと謎めくものにした、と語っていた。

おそらく最も興味深いサトシに関するドキュメンタリー内での発言はBTC123の創設者ビル・モーの「サトシがその存在を消せばBTCはようやく完全に分権化できる」というものだろう。


 

ビットコインの進化

ドキュメンタリーはその後、ビットコインの誕生から最も取引される資産となるまでの進化を追った。誰もがビットコインを買うことができる時代の到来は、利益を優先し技術をないがしろにするするスペキュレーターを作り出した。 同サミットでは正体を隠すことを条件に実際のスペキュレーターの実態を紹介し、その現状を追った。

 

「ビットコインのおかげで初めて金の樽を得た」と加工された男性の声が語る。私たちは2014年の春に日本で最大のビットコイン取引所であったMt.Goxが日本で崩壊したときの驚愕を経験しているが今やビットコインは単純に取引されるだけではなく、誰もが自宅でCPUを使いながら複雑で高価な採掘場を求めるまでに進化した。



 

同ドキュメンタリーを見た感想は作品内に意図的に隠されている事実はなくとても中立な目線で作られているということだ。不法な取引やシルクロードの失態、ビットコインの取引で大損失を被った人のことも全てさらけ出し視聴者に自身が考えさせ、分析させた。このドキュメンタリーは一般のユーザーからCEOといった、あらゆる人々のビットコインへの思いを綴っている。

作品の中でBitmainのCEOであるJihan Wuが、ASICMINERの今はいないFried Co-Founderについて話していたのは特に心に残った。


 

私たちの未来をかえる

 

ビットコインが直面している規模などの課題を再確認した後、ドキュメンタリーはビットコインが持つ新たなる明るい可能性に着目した。 Huobiの創設者であるLeon Liは、Bitcoinは金のようにグローバルな資産になると語った。他にもビットコインが本当の意味での財政的な自立を促巣だろうという意見もあった。 BitKanの創設者であるEdward Liuは、ビットコインは人間社会全体に新たなインスピレーションを与えると言う。

 

Shape the Futureは、ビットコインを意欲的に採用している国からの新しい視点に興味を抱いている。BitKanの実力も確実なものだ。 もしあなたが仮想通貨を支援しており、今秋何かを見ておかないと行けないとするとそれはこのドキュメンタリーだろう。


 

※原文

First Ever Bitcoin Documentary in China Released at Shape the Future Summit

https://cointelegraph.com/news/first-ever-bitcoin-documentary-in-china-released-at-shape-the-future-summit


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