9日に1万ドルを回復したビットコインは10日も好調で、足元では10170ドル付近を推移している。ビットコインだけでなく、アルトコインも好調だ。イーサリアムは一時230ドルを突破。午前11時現在は0.27%増の227ドル近辺で推移している。

その他のアルトコインではリスクが過去24時間で20%以上上昇と上げ幅が突出している。テゾスも13%増となっている。

仮想通貨

(出典:Coin360 2月10日午前11時)

XRPの下降トレンドは終わった?

ビットコインが心理的ラインを超えたことで強気の声が多数出ている一方で、コインテレグラフにも寄稿する仮想通貨アナリストのマイケル・ヴァン・デ・ポッペ氏は、XRPにも強気の予想を示した。ポッペ氏は0.25ドルを突破した現在の価格から、0.47ドル〜0.60ドルまで上昇すると予測
した。

「ビットコインの価格が落ち着けば、XRPに流れが来る。」

XRPは2019年に最もパフォーマンスが悪かったコインの一つだ。しかしポッペ氏はXRPがビットコインに対する2年間の下降トレンドから脱却して大きな利益を得られると解説した。

ポッペ氏はビットコインについて、9500〜11500ドルのレンジで落ち着き、アルトコインのパフォーマンスがビットコインを上回るとした。実際にビットコインのドミナンス(市場占有率)は63%台まで落ち込んでいる。


ビットコインの次のレジスタンスは?

ビットコインの今回の動きについて仮想通貨分析のアーケインリサーチはウィークリーレポートで、「健全なトレンドが続いている」と分析。

長期的な成長トレンドとして1万3000ドルをターゲットとしている。

これに対し、クオンタム・エコノミクス創業者のマティ・グリーンスパン氏はビットコインの次のレジスタンスについて12000ドルと予想した。

さらにポッペ氏も半減期までにFOMOが起こり17500ドルまで上昇すると予測している。

一方で反落すると指摘する声もある。Mayne氏はツイッターで9500~8700ドルのレベルまで下落すると予想している。

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