米ベンチャー投資家のティム・ドレイパー氏は今月、リスボンで開かれたITイベントで、今から5年後には法定通貨を使うと笑われる世界がくると語った。米フォーブス記者に語った。

今から5年後に、法定通貨を使うと笑われる時代がくる。ビットコインとその他の仮想通貨がもっと普及し、法定通貨をもつ理由などなくなる。

 スカイプ、ツイッター、テスラ等米IT大手への投資で有名なドレイパー氏は2014年、闇ドラッグサイトである「シルクロード」が摘発された際の政府主催オークションで3万ビットコイン(約23億円分)を取得。その後のビットコイン価格の値上がりで、10倍以上になったといわれる。

 また、同氏はアルトコインにも未来があるとし、次のように述べている。

仮想通貨同士の両替レートがでてくるだろう。私の予想では、スターバックスのコーヒーを買おうとすると、仮想通貨ウォレットが中にはいっている通貨の中から一番価値のあるものを自動的に選んで支払いがおこなわれる世界がくる。