フェイスブックは、ブロックチェーンと決済の業務経験を持つ上級弁護士を募集している。同社が先日ウエブサイトに公開した募集要項で明らかになった。

フェイスブックは、ソーシャルメディアエコシステム全体でのブロックチェーン、仮想通貨、決済に関するプロジェクトを示唆しており、新しいサービス展開を牽引する上級弁護士を求めているようだ。

職務内容は、「新しいプロダクトを公開してグローバルに拡大するためのパートナーシップを含め、当社のブロックチェーン案件に関連する幅広い様々な契約の作成および交渉を担う」。「また商取引や一般業務に関連する様々な法的リスク、事業戦略、その他の問題についてクライアントへのアドバイス」などと記載されている。

先月下旬にニューヨークタイムズ紙が、フェイスブックが取り組んでいるとされる仮想通貨「フェイスブックコイン」の開発サポートを求めていると報じ、メディアの注目を集めた。

同トークンは2019年上半期にも登場する可能性もあるとされており、インスタグラムやワッツアップメッセンジャーを含む、クロスプラットフォームでの決済方法になる可能性もある。

コインテレグラフが2月にも報じているように、フェイスブックは自社のSNS用に仮想通貨の開発を進めているとされている。

翻訳 ロシアンOLちゃん
14歳の時に来日してから日本が好きになり、日本語の勉強を始める。大学卒業後、商社、PEファンドなどを経て、現在ではブロックチェーン産業に携わり、SNSでロシアや欧州のブロックチェーン、クリプト情報を発信している。

編集 コインテレグラフ日本版
原文 Facebook Posts Job Vacancy for Senior Lawyer With Blockchain, Payments Experience