新型コロナウイルスの拡大を受けてフェイスブックのマーク・ザッカーバークCEOは、一部の従業員に対して永遠にリモートワークを認める方針を発表した

フェイスブックの従業員数は4万5000人。ザッカーバーグCEOは、今後5~10年で従業員の約半数がリモートで仕事をすることになるだろうと述べた。

またフェイスブックはカリフォルニア州の本社は維持するものの、同時にデンバーやダラス、アトランタで新たな拠点を構築する計画を発表。さらに現存するオフィス近くにあるサンディエゴやポートランド、フィラデルフィア、ピッツバーグなどで新たな雇用を探す方針だ。

その上でフェイスブックは、「新たな拠点から2、3時間の距離に住む」リモートワークが可能な人材を「積極的に」採用する方針も明らかにした。給料は、居住地区の生活水準に合わせて調整するという。

社内調査によると、リモートワークに興味を持つ従業員の約45%は新たな場所に引っ越すことに「かなり自信を持っている」と答えた。約40%がリモートワークに興味を持っていると回答。60%がリモートワークとオフィスワークの柔軟な組み合わせを望んでいると回答した。