10月18日の仮想通貨市場はビットコインが再び8000ドルを割り込んだ。今後どこまで調整が続くのか予想が相次ぐ中、著名テクニカルアナリストのピーター・ブラント氏が先月末に出した5500ドル「ワイルド予想」についてその友人が解説した。

coin360(出典:Coin360

先日、ビットコインのテクニカル分析で定評のあるベテランテクニカルトレーダー、ピーター・ブラント氏は「5500ドルまで下落してから5万ドルまで急上昇する」と予想。業界では反響を呼んだこの予想について、ブラント氏の友人である仮想通貨アナリストのアレッシオ・ラスタニ氏が解説した。

YouTubeのチャンネル登録者数が21万人以上いるラスタニ氏は動画の中で、5500ドルは「驚くような予想ではない」と支持。同氏も「ビットコイン相場の底値はまだつけていない」と分析していた

ラスタニ氏によると、多くのアナリストが「昨年12月の安値を底値としてパラボリック(放物線を描くような)上昇が始まる」と考えているところ、ブラント氏は強気相場真っ盛りの5月時点ですでに「もう一度調整局面を迎えてから本当のパラボリックが始まる」と予想していた。

その調整局面が、まさに現在のビットコイン相場が迎えている局面。ブラント氏は、これが5500ドル~6000ドルとみているわけだ。

出典:Alessio Rastani 「ビットコインは5500ドルまで下がるのだろうか?(左の黄色い矢印が去年12月の安値。ブラント氏は5月時点で右側の黄色い四角で示した調整が起きると予想していた)」

一方で、18日も下落トレンドが続いていることについて、「金曜日だから」という意見もある。