仮想通貨ビットコイン相場の雰囲気一変、3つの警告に”ワイルドな”予想|XRP(リップル)は買収ニュース好感か

ビットコインの急落が止まらない。このままいけば9月は18%マイナスで終えることになる。「投資家心理」や「CMEの決済日」、「中国の雨季」からさらなる下落予想する警告が出ていた。一方、主要仮想通貨の中でもXRPのみが急上昇している。

(出典:Coin360

3つの警告

「さらなる上昇を示す良いきっかけは、どこにもないね」

去年の仮想通貨冬の時代によく聞いたようなセリフがアナリストから出始めている。アルジャジーラによると、ミラー・バリュー・パートナーズのジョン・スパランザニ氏は、ビットコインが6月末につけた1万4000ドル付近まで回復することは「もう一生なく」、「マーケットは疲れており、取引量も枯渇している」と述べた。

投資家心理は明らかに変化しているようだ。

既報の通り、著名仮想通貨アナリストのアレッシオ・ラスターニ氏は、投資家心理のサイクルの中で、現在はまだ底をつけていないと分析。現在は、Fear(恐怖)、Depression(憂鬱)、Panic(パニック)にあると述べた

スパランザニ氏のような発言は、Capitulation(降参)とも取れる。今後、こういった発言が増えるにつれて投資家心理のサイクルは底を目指すのかもしれない。

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また、米シカゴ先物市場(CME)のビットコイン先物の決済日をめぐる過去の傾向が繰り返されている可能性がある。アーケイン・リサーチによると、CMEビットコイン先物の決済日(Settlement)直前に過去20回のうち15回で下落が確認された。アーケイン・リサーチは、機関投資家による価格操作を疑っている。

次のビットコイン先物の決済日は9月30日だ。

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さらに中国の四川省など10月に雨季が終わることから、去年と同じようなビットコイン急落が起きる可能性があるという見方も出ている

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相次ぐ底値予想、著名ベテラントレーダーは

先週のビットコイン暴落以来、相次いで底値の予想が出ている。

仮想通貨トレーダーのニック・コート氏は、7600ドルが歴史的に重要な価格とし、反発を予想。先述のラスターニ氏は、3000ドル~2000ドルまで下がる可能性を条件付きで予想している

また、過去に何度も仮想通貨相場の動向を察知してきたベテランのテクニカルトレーダー、ピーター・ブラント氏は、「来年2月に5500ドルで底をつけ、その後、5万ドルまで上昇する」という「ワイルドな予想」を展開した

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XRPは急上昇 買収ニュースか

一方、主要仮想通貨の中でXRPが5%以上も急上昇している。リップル社は30日、アイスランドの仮想通貨トレード企業アルグリムの買収を発表。XRPを使ったクロスボーダー送金分野で重要な役割を果たすとしたことが好感されているかもしれない。

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