大手旅行予約サイトエクスペディアは70万軒以上の宿泊施設を仮想通貨(暗号資産)で予約できるようになった。

仮想通貨が使える旅行予約サイトのトラヴァラ・ドットコム(Travala.com)がエクスペディアの子会社であるエクスペディア・パートナー・ソリューションズ(EPS)が提供するユーザー予約システムへのアクセスを許可されたことで、仮想通貨での支払いが実現した。

トラヴァラには仮想通貨取引所バイナンスが出資している。

コインテレグラフに共有されたリリースによると、エクスペディアは仮想通貨を利用した旅行プラットフォームがすでに230カ国を対象に提供され、200万以上のオプションがあるという。

さらに、エクスペディアグループのアルフォンソ・パレデス上級副社長はトラヴァラのビジネスをこれまでよりも加速させる意向を示し、ユーザーの支払いの選択肢を増やしていくという。

エクスペディアは今年2月、仮想通貨を使える旅行予約サイトのトラベルバイビット(TravelbyBit)と提携して60万軒以上のホテル予約が仮想通貨で可能になったと発表している。トラヴァラはこのトラベルバイビットと今年5月に合併。トラヴァラはビットコインやイーサ、ライトコイン、バイナンスコインなど25種類の仮想通貨の支払いをサポートしている。

トラヴァラはエクスペディアの他にBooking.comとも提携している。