30日の仮想通貨ビットコインは同日未明の6000ドル割れから回復し、足元では6200ドルを推移している。30日朝は全面安となっていた、現在はアルトコインなども回復してきている。
(出稿:Coin360 3月30日午後18時30分)
ビットコインは数時間で下落を取り戻した。今回反発した5800ドル付近は、一部投資家は重要なサポートとして指摘していた。
$BTC Weekly
— The Wolf Of All Streets (@scottmelker) March 30, 2020
Ugly weekly candle, although only bad if confirmed by a down candle next week.
Key line on the chart is $5,873 for me, has been for a while. The weekly and daily closed just above it - theoretically a support test on the daily.
Still long here off of support. pic.twitter.com/iCgyD0NqP1
さらに200日移動平均を維持していることや、逆ハンマーを形成していたことから、反発を予想されていた。
反発はギャップ埋めか
現在の価格動向はシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で発生したギャップ埋めの効果もあるかもしれない。ギャップは先週金曜日に6680ドルの終値であったのに対し、始値が6300ドルとなり、週末と週明けで価格差が生じた。
しかし、こうしたギャップ埋めによる回復傾向につながる可能性については、トレーダーからは否定的な声も上がる。
仮想通貨トレーダーのミカエル・ファン・デ・ポッペ氏は市場に弱気の傾向があることを指摘。レジスタンスの壁にぶち当たり反落すると予想した。
「6050ドルへの反発は、さらなる下落の前に、6400〜6500ドルのに押し上げる引き金になるだろう。まだ弱気だ」
$BTC #BITCOIN
— Crypto Michaël (@CryptoMichNL) March 30, 2020
The first level for support held and we've pushed upwards.
There's also the CME Gap, probably the reason why we're moving, so that could be closed first.
This means that a $6,050 flip could trigger another push to $6,400-$6,500, before further down.
Still bear pic.twitter.com/bn0BHHRDHd
デ・ポッペ氏はこれまでもわずかな上昇の後に下落があることを指摘している。
既報の通り、データ提供会社オールターナティブ・ドット・ミーによると、「仮想通貨の恐怖&強欲指数」は今月9日に急落して以来、「極端な恐怖」の状態を推移。記事執筆時点でも10に低下している。