【ユーロ円FX予想】三角持ち合いが継続し、狭いレンジでの値動きか

FOMCが終了し、市場予想通りに政策金利を据え置いた。米10年債利回りは低下し、ドル安となったことで、ユーロドルは1.1134に上昇し、ドル円は108.55と上値が重く、ユーロ円は120.87とどちらの影響も受けて小幅に上昇している。

FOMC後の記者会見でパウエルFRB議長は「現在の金融政策のスタンスは今後も適切である可能性が高い」「経済と金融政策は両方とも良好」と述べ、当面現在の政策金利を維持することを示唆した。不確実性の文字を声明から削除し、世界経済への懸念を示しつつも米経済には楽観的な姿勢を示している。ドットチャート(FOMCメンバーの政策金利予測)では2020年末時点の政策金利の予想中央値は1.6%、21年は1.9%、22年は2.1%となっており、来年は政策金利の据え置きが予想されている。

本日はECB理事会があり、ラガルド新総裁の記者会見での発言が注目される。政策金利は据え置きが市場予想だ。
米国時間で米中協議に関する注目発言はなかった。

ユーロ円 テクニカル分析と相場見通し

今日のユーロ円予想レンジ
120.33~121.40

FOMCの結果を受けてドル安が進んだことで、ユーロドルは雲を一気に上抜けしている。ECB理事会を控えているため、日本時間では上値追いの勢いが削がれる可能性はある。ユーロ円はドル円の上値の重さの影響を受けているが、ユーロドルの上昇の勢いを受けて雲から完全に上放れ、転換線も一気に上抜けており、上値追いの形になっている。ただし120.80以上は日足で度々上髭が出ているレジスタンスゾーンであり、ECB理事会までは一旦停止の可能性はあろう。10月31日を起点とする下降トレンドラインに到達しており、もしこれを上抜ければ11月14日を起点とする上昇トレンドラインとの三角持ち合いが解消され、上値追いが進むだろう。下値は20日移動平均線でサポートされる可能性が高く、上値は200日移動平均線のある120.39が次のターゲットとなる。