Amazonは、同社のAWSブロックチェーンサービスである「アマゾン・マネージド・ブロックチェーン(AMB)」でイーサリアムが利用できるようになったと発表した

AWSによると、ユーザーはAMBを介してイーサリアムのテストネットワークであるRopstenとRinkebyやイーサリアムブロックチェーンのメインネットに接続できるという。

さらにAMBは「ノードの健全性を監視し、不健全なノードを交換し、イーサリアムソフトウェアのアップグレードを自動化することで、イーサリアムインフラの利便性を向上させる」とした。

特に「DeFiアプリケーションだけでなく、スマートコントラクトのモニタリングツールや不正検知ソフトウェアなどを構築する際」に有用になるという。

AWSは2019年4月にAMBを発表。当時の発表で、AMB内にブロックチェーンネットワークを設定し、イーサリアムとハイパーレジャーのオープンソースフレームワークを利用できるようになるとしていた。

Amazonは現在CEOを務めるジェフ・ベゾス氏が今年第3四半期にCEOを退任すると発表している。後任にはAWSを率い、ブロックチェーンサービスの責任者を勤めていたアンディー・ジャシー氏が就任する。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン