過去24時間で、イーサリアム(ETH)価格は13%近い上昇を記録した。カンパニーズマーケットキャップによると、イーサリアムは時価総額でトップ100の資産に初めてリストアップした。

イーサリアムは記事執筆時点で88位に位置している。87位にはビール大手のアンハイザーブッシュ、86位にはソフトバンクが入っている。

イーサリアムは2021年だけでも62%上昇し、イーサリアムの価格は3年ぶりに1200ドルを突破した。2018年1月13日に記録した過去最高値の更新が照準に入ってきた。

トップ100の資産リストの中には仮想通貨のビットコインも入っている。既にビットコインは、ビザやバークシャーハサウェイ、アリババ、テンセントを上回り、第10位にランクインしている。このトップ100の資産リストの第1位は金(ゴールド)であり、第2位はアップルとなっている。

コインマーケットキャップと同様、カンパニーズマーケットキャップは主に世界中の上場企業の時価総額を追跡している。時価総額の資産ランクの中には、企業のほか、上場投資信託(ETF)や貴金属、仮想通貨も含まれている。

ただし、異なる種類の資産は必ずしも直接比較できるとは限らない。時価総額の計算は、株式の価格にその株式の総数を掛け合わせることで決定されるが、仮想通貨の場合は、コインの価格とその総供給量を掛け合わせて求めることになる。

イーサリアムが時価総額ランキングでビットコインを超えるには、BTC価格が同じままだとして、ETH価格が現在の5倍の6100ドルになる必要がある。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン