イーサリアム(ETH)は依然として強気のテクニカルシグナルを点灯しており、仮想通貨アナリストのジェレ氏は週足チャート上の「メガホン型パターン」が1万ドルをターゲットとしていると指摘した。
メガホン型パターン(ブロードニングフォーメーションとも呼ばれる)は、安値と高値の幅が徐々に広がる形で進行する。抵抗線を明確に突破すれば爆発的な上昇につながる一方、勢いが止まれば弱気転換の可能性もある。
現在の抵抗線は5000ドル付近となっている。この水準を突破すれば、累計50億ドル規模のショートポジションが清算され、上昇がさらに加速する可能性がある。
一方で5000ドルを突破できなければ、12週間単純移動平均線(SMA、青線)のある3500ドル、もしくは25週間SMA(オレンジ線)と重なる3000ドル付近まで調整する可能性がある。出来高の伴った動きが不可欠であり、参加が乏しければ「だまし上げ」となるリスクが高まる。
トレーダーのメルレイン氏は強気ブレイクアウトの可能性を強調し、ETHが5100ドル付近に厚い売り壁を抱えている点を指摘した。このゾーンの流動性が磁石のように機能し、過剰レバレッジのショートを焼き尽くす可能性があると述べた。同氏は「狩られる側ではなく、狩る側になれ」とコメントしている。
長期では「数年にわたる強気」継続の見方
短期的な変動が市場の話題を集める中、テクニカルアナリストのジャキス氏は、ETHは「今後数年にわたって非常に強気」と主張した。同氏は、ETHが最近4年半続いた機関投資家の蓄積レンジを上抜けたと指摘し、2024年12月に前の4年サイクルが事実上終了し、新たな構造的拡大期が始まったと分析する。
ただし、ジャキス氏は次の上昇局面の前に中期的な「振るい落とし」が起こる可能性を警告した。ETHはこれまで何度も史上最高値付近で拒否されており、現在は6本目のトレンドラインの抵抗線を試している。歴史的に繰り返し挑戦した後に突破する傾向がある水準である。
より深いサポートの再テストがあれば、ビットコインが2023年半ばに2万5000ドルまで調整した時のように、一時的な恐怖に駆られた売りが起きる可能性もある。ただし、その後は大きな上昇トレンドに復帰するとみられる。ビットコインとイーサリアムの相関関係も注視すべき要因だ。
市場分析プラットフォームのエコノメトリクスはX投稿で「ETHは価格面ではBTCより堅調に推移しているが、相関性は異なる物語を示している。過去5年間、ETHとBTCの相関係数は平均0.8を超えており、現在もほぼ同水準だ」と指摘している。
ジャキス氏は、短期的な調整があっても長期的な見通しは揺らがないと強調し、2021年の史上最高値4880ドルを持続的に上回ることができれば即座に上昇継続のシグナルになると述べた。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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