仮想通貨マルチ商法を主張する2580億ドルの集団訴訟でさえ、イーロン・マスク氏がドージコイン(DOGE)を支持することを止められなかったようだ。

16日、ニューヨーク地方裁判所は、世界一の富豪であるイーロン・マスク氏と同氏が運営するスペースXとテスラに対して、DOGEを使ったネズミ講の疑いで集団訴訟の訴状を受け取った。この訴訟では、マスク氏に対して総額2580億ドルの金銭的賠償を要求する一方、DOGE取引を米国におけるギャンブルと規定するよう裁判所に要求している。

しかし、この訴訟は仮想通貨コミュニティには響かず、起業家たちはこの動きを嘲笑している。マスク氏も、上記のツイートでドージコインのエコシステムへの愛着を倍増させ、揺るがない姿勢を示した。

18日には、ドージコインの生みの親であるビリー・マーカス氏が、実用性とセキュリティに注力するといったドージコインのビジョンを語った。マスク氏は、マーカス氏の提案に対して「より通貨のようだね」と回答し、同意した。

さらにマスク氏は、テスラやスペースXの商材だけでなく、他のサービスの支払いにもドージコインを利用することに前向きであることを伝え、マーカス氏を安心させた。