分散型金融企業Qredoは、エルサルバドルのビットコイン(BTC)サービスプロバイダーとして承認された。

5月4日の発表によれば、Qredoはエルサルバドルの中央銀行からビットコインサービスプロバイダーとしての承認された。サービスプロバイダーとして登録されたことで、QredoはBTCを管理し、ビットコインウォレットを提供し、支払を管理し、デジタル資産取引所として機能することが許可される。サービスプロバイダーとして、Qredoはデジタル資産に関する法律や、損失や盗難を防ぐためのリスク管理に準拠する必要がある。

エルサルバドルでサービスプロバイダーとして登録されているのは、エルサルバドルの仮想通貨ウォレットを手掛けるChivoやパクソス・トラスト、パックスフル、オープンノードがある。

Qredoのアンソニー・フォイCEOは、今回の登録によって「エルサルバドルでのさらなる機会への扉を開き、ラテンアメリカでの地歩拡大になる」と語る。同氏はラテンアメリカ地域が「デジタル資産が大きな可能性を秘めている」と指摘する。

3月のエルサルバドル商工会議所の調査によると、2021年9月にビットコイン法が施行されて以来、現地企業の14%がBTCを使用して取引を行っている。調査に回答した企業の71%が零細・小規模事業者で、13%が中規模、16%が大企業だった。