米シカゴにある動物保護団体「PAWSシカゴ」は24日、保護犬や猫に向けた病院建設のため、仮想通貨による寄付を受け付けると発表した。ビットコイン(BTC)、イーサ(ETH)、ドージコイン(DOGE)などを受け付ける。

同団体は、「テクノロジーに精通した潜在的な寄付者層」をターゲットにしており、犬が目からレーザーを発射している様子を描いたデジタルビルボードを設置した。目からレーザーを出すのは、ツイッター上などで仮想通貨支持を示すユーザーアイコンとして知られている。

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同団体によると、仮想通貨の寄付金は、犬猫の避妊・去勢手術によって米国で安楽死させられる保護動物の数を減らすという目標を達成するために使用されるという。PAWSシカゴは、25年間で30万件の手術を行い、シカゴ地域で殺処分される動物の数を91%削減してきたという。新たに建設される医療センターは、動物を救うための努力をさらに向上させることを目的としている。

PAWSシカゴのCEOであるスザンナ・ホマン氏は、「シカゴの動物福祉の未来を支え、動物の命を救うことができる、成長中の仮想通貨コミュニティとつながりたいと思っている」と述べた。

ドージコインのアイコンは、日本の柴犬だ。2013年に開発されて以来、DOGEはテスラのCEOであるイーロン・マスクを含む人物に大きく後押しされて人気を博し、価格が1ペニー未満から史上最高値の0.68ドルまで上昇するなど、規模も拡大した。