著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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(出典:DMM Bitcoin「BTCJPY 15分足」)

水曜日 (11/4)のBTCJPY相場は、4日ぶりに年初来高値を更新する力強い動きとなった。

朝方から、米大統領選挙にてバイデン氏が優勢との報道で、経済対策を期待した買いが入りNYダウ先物、日経平均先物は上昇しゴールド価格は停滞した。これを受けたBTCJPYは、株式市場を追いかけるように143万円から146万円台まで上昇となった。

東京市場時間に入り、米大統領選挙の投票時間が終わり開票が始まると、株式市場とBTCJPYの上昇は一服し下落した。その後BTCJPYは昼頃にかけ再度午前9時につけた高値146.5万円へ向け上昇していたが、午後になり激戦州のフロリダでトランプ現大統領が勝利すると、一気に拮抗状態となり株式市場の上昇は一転、その不透明感から午後1時から下落となり株式市場、ゴールドは売られBTCJPYも142万円台まで売られる展開となった。

欧州市場時間に入ると、トランプ現大統領の続投だとしても経済対策が早期に打たれるとの期待から市場は再び上昇ムードとなり、BTCJPYは午後5時頃から反発し米国市場時間に向けて142万円から144万円台まで上昇した。

米国市場時間に入り、ISM非製造業景況指数と米ADP民間雇用者数はどちらも予想に対して低い数字が出たものの、大統領選挙はどちらが当選しても経済対策が期待できることから米国株式は上昇した。これを受けたBTCJPYも上げ幅を拡大させ、本日午前につけた高値146.5万円を上抜け148.5万円まで上昇。その後は、2019年来高値の149万円の水準に近いことからか146万円台まで押し戻され取引時間を終了した。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。