著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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(出典:DMM Bitcoin「BTCJPY 15分足」)
水曜日(11/18)のBTCJPYは3日連続の上昇となり、年初来高値を更新した。
東京時間のBTCJPYは、株式市場に反応しつつ、上下を試す展開となった。
軟調な展開ながらも、大きく値崩れしない東京株式市場の動きを受けて、BTCJPYは一時191.2万円の高値をつけ、上値を試す動きの中で年初来高値を3日連続で更新した。
その後は、東京都内の新型コロナウイルス新規感染者が493人と過去最多を更新したと報道されると、日経平均株価と同様にBTCJPYも下落し、一時179.5万円まで値を下げた。売り一巡後は自律反発により185万円まで値を戻したものの、上値追いは続かず欧州市場時間へと続いた。
欧州市場時間では、英国と欧州連合(EU)の通商交渉妥結への期待と米製薬大手ファイザーが開発中の新型コロナワクチンについて、95%の感染予防効果が確認されたとの発表により、欧州株式市場が反発。これを受けてかBTCJPYも185万円から190万円のレンジで底堅く推移した後、利益確定の売りに押されるように午後9時から午前0時にかけて一時179.3万円まで値を下げた。
米国株式市場が開くと再度、186万円まで反発。米国市場時間でも米製薬大手ファイザーの報道は好感され、また米連邦航空局(FAA)が米ボーイング製旅客機「737MAX」の運航再開を承認したとの好材料もあり、米国株式市場は反発して始まったが、新型コロナウイルス感染拡大への懸念からニューヨーク市で学校を再び閉鎖するとの報道が伝わるとダウ平均株価とS&P500は下落に転じた。これを受けて、BTCJPYも軟調な推移となり、186万円からは上値重く緩やかに下落、184万円で取引を終えた。