著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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(出典:DMM Bitcoin「BTCJPY 15分足」)

11/2―11/3のBTCJPY相場は反落して始まり、ボラタイルな展開となった。

月曜日 (11/2)のBTCJPY相場は反落。

早朝のBTCJPYは143万円割れ付近まで下押したが、東京市場時間での株反発が意識される形でBTCJPYも反発。午前10時には144万円台後半まで戻した。中国市場も良好なPMI(購買担当者景気指数)が後押しとなって反発するが、BTCJPYは既に頭打ちとなっており、143万円から144万円の狭いレンジに移行した。

欧州市場時間に入ると、欧州株式が反発した一方で、ゴールドの上値の重さが意識されたのか、BTCJPYは午後5時からの1時間で144万円から141万円へと急落した。142万円台まで自律反発したものの買いは続かず、再び下落に転じ、午後9時半には138万円まで下押した。

冬時間となった米国市場時間が始まってからのBTCJPYは堅調な展開。翌午前0時に発表されたISM製造業景況指数では予想55.8に対し、結果59.3と、景気敏感株への市場心理が改善したことも後押しとなった。午前4時に入ると、BTCJPYは143万円まで一段高となって取引時間を終えた。

火曜日 (11/3)のBTCJPY相場は下に往って来い。

早朝は東京市場が休場で薄商いであることもあり、前日の買いが続かず、141万円台前半まで値を落とした。しかし午前10時に中国市場が買い先行で始まると市場のリスク姿勢は好転。BTCJPYは143万円台まで値を戻した。その後も中国市場が堅調に推移した一方でケイマン諸島や香港証券取引委員会の暗号資産規制の報道が広まったことで、投資家の様子見姿勢が強まったのかBTCJPYは失速し、正午には140万円割れまで値を落とした。

欧州市場時間の欧州株式市場では、堅調なアジア市場の流れを引き継ぎ、BTCJPYもこれに連れる形で140万円台前半から142万円台まで上昇した。

米国市場時間に入ると、全米調査で民主党が優勢との報道が伝わり、早期に選挙戦が決着するとの思惑から、リスク資産を中心に上昇。BTCJPYも翌午前0時に144万円台を回復した。144万円台前半で頭打ちとなるが、143万円台では買いが強く、値幅1万円未満の狭いレンジで推移し高値圏を維持したまま取引時間を終えた。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。