著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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(出典:DMM Bitcoin「BTCJPY 15分足」)
月曜日(11/9)のBTCJPYはボラタイルな動きとなり、小幅上昇となった。
東京市場時間では、米大統領がほぼ確定しバイデン氏が勝利宣言したことから、日経平均株価が上昇し高値更新となった。リスク資産に市場資金が向かう流れから、ゴールドも下落しており、こうした流れをを受けて暗号資産にも利益確定的な売りが出やすい中、BTCJPYは午前10時から下落基調となり、午後5時にかけては158万円台まで下落した。
欧州時間に入り、午後8時台で米ファイザーがドイツのビオンテックと共同開発している開発中の新型コロナウイルスのワクチン候補について、最終段階の第3段階の治験で90%以上の参加者に効果が確認されたと報道されると、市場は一気にリスクオンモードを加速させた。
日経平均先物、ダウ平均先物、ドル円は急騰しダウ平均先物は米国市場時間にかけて約4.6%上昇となり一時30,000ドルを超えた。これを受けたゴールド市場は急落となった。BTCJPYも報道直後は上昇し164万円台まで値を戻したが、ゴールド市場が急落したこともあり、午後11時には158万円台までの下落となった。
米国市場時間に入り株式市場の上昇は一服。ダウ平均株価は先週終値から5.3%ギャップアップしてスタートし史上最高値である29,933ドルを付けたが30,000ドルの節目を意識されたか、30,000ドル手前が天井となり反落した。BTCJPYは株式市場とは逆相関の動きとなり下落、翌午前1時に157万円ほどで反発、その後は上昇し162万円まで戻して取引を終了した。