著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・2週連続の大幅陰線から反発
LTC/JPY 週足 Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)
上図は、LTC/JPYの週足チャート(期間:2019年初~現在)である。
2020年10月から始まった上昇局面において、足元では、5月10日に2017年12月以来の高値44,000円に達している。その後は、2週連続で大幅陰線をつけ、12,000円程度まで大きく調整した。
今週は陽線となり、15,000円下値確認後、現在は20,000円台まで反発している状態だ。
一般的に、大幅陰線の確認は、“上昇トレンドから下落トレンドへの転換”と表現されるが、今回の反発局面がトレンド転換を見極める重要な場面となっている。
改めて、以下、節目水準について整理を行いたい。
①3,000円ライン(上図赤線):2019年1月以降における最下限のサポートラインとなっており、長期においてLTC価格形成の基点の役割を担う。
②10,000円ライン(上図白線):2019年1月以降において、レジスタンスラインとして機能していた水準。2019年8月の半減期イベントでは、一時的に上方ブレイクするも、イベント消化後にはレンジ後退であっさりブレイク。その後は明確なレジスタンスラインとして確認された。
(「ライトコイン(LTC)の半減期とは?価格にいつどんな影響が?」参照)
③15,000円ライン(上図青線):2019年8月の半減期イベントにおいて、ピークをつけた水準。2021年1月には、この節目を境の攻防戦が繰り広げられたが、上方ブレイクしたことにより、売り圧力が存在しない “新たなステージ”入りとなった。
④25,000円ライン(上図緑線):“新たなステージ”入り以降に、2か月程度の期間でレジスタンスラインとして機能した水準。今後の上昇トレンド継続を判定する節目としても重要な水準である。