著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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ETCは値動きが荒い印象?

上表は、当社取り扱い暗号資産のボラティリティの平均値、中央値、標準偏差を表したものである(計算期間内にて当社取り扱いの無い銘柄は除外)。

ETCは、そのほかの銘柄と比べて値動きが荒い銘柄であることがわかるが、そのポイントとなるのは次の4点である。

  • 「平均値」は、全銘柄平均より少し高い程度。
  • 「中央値」は、全銘柄平均と同等である。
  • 「標準偏差」は、5.8%で最も高い。
  • 年初来騰落率は、44%である。

上表より、ETCの「平均値」および「中央値」はそのほかの銘柄と大差がないものの、標準偏差値が5.8%となっており、平均値が分散され価格の動きが大きいことが見て取れる。

また、年初(2022/1/1)始値の3,856円から、3/28終値の5,674円(当社レバレッジ ETC/JPY Bidチャート参照)にかけて+40%を超える上昇を見せている。

以上の情報からすると、ETCは平均値のバラつきや価格の動きが大きく、かつ、ボラティリティの高い銘柄であるという事が見て取れる。つまり、「値動きの荒い銘柄」と言えるだろう。

そこで、ETCの「価格上昇」と「ボラティリティ拡大」との関係を調べてみる。

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