著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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FRBパウエル議長発言が市場に冷や水を浴びせる

LTCJPY 5分足チャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)

3月22日、BIS INNOVATION SUMMIT(国際決済銀行イノベーションサミット)にて「中央銀行はデジタル時代にどのようにイノベーションを起こすことができるか?」という議題をもとに討論が実施された。そこでFRB(米連邦準備理事会)のパウエル議長が登壇し、「仮想通貨が金融の安定を脅かすと考えているか」との問いに対し、「仮想通貨は、価格変動が大きく、価値の裏付けはなく、支払い手段として利用できる通貨でもない、投機対象の資産である」と見解を示した。

この発言が嫌気されたのか、暗号資産市場は全般的に調整する状況となった。

こうした流れLTCにも波及し、LTCJPYは21,400円から20,000円まで-6.5%下落する展開となった(上図参照)。

また、BaFin(ドイツ連邦金融監督庁)が改めて暗号資産について、投資者に対してリスク注意喚起を行ったことや、CFTCが、米Coinbase(コインベース)に、過去に不正な報告と仮装取引を行っていたとして、650万ドルの罰金を命じられたと報じられたことも重ねて市場に冷や水を浴びせる格好となった。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。