著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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XRP(リップル)の現在地点

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Coin Market CapよりDMM Bitcoin作成

上図は2017/12/1を起点としたXRP(リップル)の時価総額と出来高を比較したグラフである。

出来高の面からみると、2017年のバブル期と比較し、2020年11月頃から出来高が急増していることがわかる。2017年バブル期(2018年1月7日)の出来高が約2,500億円であったのに対し、直近(2021年2月27日)は約5,000億円の出来高を記録している。バブル期から約2倍の増加をみせており、2017年期を超える資金流入の兆候を読み取ることができる。

一方で、時価総額はBTC (ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、USDT(テザー)に並び常にトップ5位を維持していたが、足元ではADA(カルダノ)やDOT(ポルカドット)という急成長中の銘柄に後れを取り、7位まで順位を落とす状況となっている。

時価総額で後れを取ったXRP(リップル)であるが、価格の面はどうだろうか。

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Coin Market CapよりDMM Bitcoin作成

上図は1/1を起点としたXRP(リップル)の上昇率を比較したグラフである。

現在、年初来の価格から84%程上昇しているが、年初の価格帯から2倍を超える上昇をみせた日も多く、時価総額の順位は落ちたものの、価格は強含んだ価格推移をみせていることがわかる。

2/5に更新されたJVCEA(一般社団法人日本暗号資産取引業協会)の統計情報によると、国内の現物取引高上位暗号資産としてBTC (ビットコイン)の1兆5,000億円に次ぎ、XRP(リップル)は3,500億円もの取引金額を占める人気銘柄であり、多くの投資家の関心を集めている人気銘柄である

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