著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
プロフィール:暗号資産交換業者。DMM Bitcoinなら、豊富な取扱い暗号資産(仮想通貨)種類でお取引が可能です。厳重なセキュリティで、お客様が安心して暗号資産のお取引ができる環境を提供します。最短当日に口座開設可能。(暗号資産交換業 関東財務局長 第00010号、第一種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3189号、加入協会:一般社団法人日本暗号資産取引業協会)
・MONA、下落トレンドから“反転”を確認できるか
MONA/JPY 日足 Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)
上図は、MONA/JPYの日足チャート(期間:2021年初~現在)である。
MONA/JPYは、2021年2月初旬に、それまでレジスタンスラインとなっていた②170円ラインの上抜けに成功すると、280円にまで上値を伸ばした。その後、達成感からか、再度170円ラインまで値を崩すも、以降、上昇トレンドのチャートパターンとなり、値を切り上げていった。
2021年4月16日には、最後のレジスタンスラインとなっていた③280円ラインを突破。それが契機となり急騰を演出し、4月17日には430円超にまで達した。
その後は430円が頭打ちとなり下落。4月22日に③280円ラインを下抜けると、200円を下回るまで大きく調整された。
200円近辺では底堅い動きを見せ、330円にまで回復したが、上下動を繰り返しながら、結局①140円ラインまで下落する荒い値動きとなった。
足元では、①140円ラインのサポートを確認し、一時は反発上昇となるものの、50日単純移動平均線(終値基準、上図黄色線、以下50MA)の230円近辺が三度のレジスタンスポイントとなっており、170円まで値を崩している。
直近のMONA/JPYのチャートは、下落後の二番底模索の過程となり、②170円ラインでの底打ちを試しているようにも見える。
MONA/JPYが反発し上昇トレンドを描けるのか、はたまた170円を割込み下落幅を広げるのか、現在の②170円ライン上の攻防は、今後のトレンドを決定づける重要な局面となる可能性がある。
次に、今後のシナリオを整理する。
続きはこちら