著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・25日下降トレンド継続
LTC/JPY 日足 Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)
上図は、ボリンジャーバンドを表示したLTC/JPYの日足チャートである(期間:2021/4~現在)。
LTC/JPYは、5/10に40,000円を超える上昇となった後、暗号資産市場全体に調整が入るなか、5/23には12,000円まで下落した。わずか2週間で7割近くも価値を落とし、悲観論が強まり市場全体に暗い影を落としたようだ。
その後、5/27には21,000円近辺までリバウンドする場面もあったが、足元は14,000円付近で動意薄からボラティリティの低い動きが続いている。
一方で、現値14,000円付近は今年の年初でもみ合ったレベルであり、冷静に市場を俯瞰すると、40,000円は行き過ぎだったかもしれないが、10,000円も、また売られ過ぎという市場の総意を体現している状況に見えなくもない。
このように14,000円付近は居心地のよい水準であり、次の局面を占いながら現状のマーケットは小休止状況となっているようだ。
小休止はボリンジャーバンドにも凝縮され、足元のバンドは縮小(スクイーズ)の形相を強めている。
裏を返せば、今後のポジショニングを考える場合、足元の低ボラティリティから高ボラティリティを見据えた方法が有効となり、本日はボリンジャーバンドに着目して、ポジショニング戦略のシナリオを検討していみたい。
直近のLTC/JPYは、7/12足が下向きの25日平均線に抑えられる形で反落したことで、25日下降トレンドは継続している様子。以下、25日トレンドに対して順張りとする<シナリオ1>と、同トレンドに対して逆張りとする<シナリオ2>を想定したい。
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