著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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BTC(ビットコイン)、2022年の相場は?

BloombergよりDMM Bitcoin社作成
 

上図は2021/1/1から現在までの暗号資産時価総額とBTC/USDの価格を比較したグラフである。

2022年の暗号資産時価総額とBTC/USDともに軟調推移での展開となっており、年初からの騰落率はそれぞれ-11.26%、-11.65%とマイナス推移である。

2021年のBTC/USDは、11/10の取引で過去最高値を更新し、69,000ドルまで上昇。暗号資産時価総額も、11/10の取引で一時約3.0兆ドルまで増加し、過去最高値を更新した。

これは年末にかけて価格が上昇していくアノマリーを示す、年末ラリーを想起させる価格上昇であった。

その後は12/4の取引で、13時から14時のニューヨーク市場、欧州市場、東京市場が休日で流動性の低いアジア時間のタイミングで暗号資産マーケットは下落し、BTC(ビットコイン)も値を消す展開となった。

BTC(ビットコイン)は一時20%を超える下落率となり、3.0兆ドルまで増加した暗号資産時価総額も一時1.9兆ドルまで急落した。

暗号資産時価総額は現在2.0兆ドルを維持しているものの、反発の勢いは乏しく、2022年に入って以降も暗雲が漂う相場となっている。

2022年のBTCは再度過去最高値を超えられるのか、それとも弱気相場の序章となるのか。

以下の指標から、示唆される相場展開を確認したい。

  • 期待インフレ率
  • 銅価格
  • ハッシュレート

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。