・主要銘柄によるドミナンスチャート
主要銘柄によるドミナンス(参考データ:https://coinmarketcap.com/ja/)
BTCJPY相場は1/10から連日続落し、425万円から310万円まで大幅下落。主要アルトコインも連れて下落する展開となった。リアルマネーへ資金が流れたことで暗号資産市場は悲観的である一方、主要銘柄によるドミナンスチャートを見ると、総時価総額に対してETHの上昇がひときわ目立つ。ETHは1/15にOptimism事前版リリース、2/8に米CMEのETH先物取引開始、3/15にメインネットリリースを控えており、流動性面・技術面において好感されているようだ。
・ETHJPYは10万円大台をトライ
ETHJPY 週足 BIDチャート(DMM Bitcoin取引ツールより作成)
ETHJPYの週足(期間:1/11~1/16)を確認すると、現在は100,000円大台で引けた陰線下髭の形であることから100,000円がサポートとしてトライされている可能性が髙い。上述した通り、ETHは3月にかけて好材料が控えている背景があるため、100,000円がサポートとして機能されれば、次の上値の150,000円大台を目指し反発上昇に転じることも可能であろう。一方で100,000円を割り込んでしまうと、100,000円がレジスタンスとなり、下値模索の様相となってしまう事も考えられるだろう。