26日のビットコイン(BTC)円は1366万4314円から取引が始まった。東京時間は前日の下落が一服し、材料待ちとなるなか小幅な揉み合いに終始した。欧州勢参入後には小甘く推移し、一時は1360万円を割り込む場面もあったが、米主要株価指数がこの日も上昇したことで持ち直すと、英国債の急騰を受けて米国債利回りが急低下し、米国時間中盤にかけてのBTC円は上値を試す展開となり、1410万円まで上昇した。米国市場引け後も小確りとした推移が続き、終値は1416万5774円となり、ドル建てでは節目の9万ドル(≒1405万円)を回復した。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。