著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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チャネルライン下限から反発

Tradingviewより作成

上図は、ETH/JPYの日足チャート(2021/5~執筆時点)に主要なレジスタンス・サポートラインを描画したものである。

現在のETH/JPYは、昨年11月に付けた高値55万円付近から42%ほど調整された32万円ラインを推移している。

足元では、(b)ラインで反発を見せたあと短期で反発上昇している。

市場全体では目新しいファンダメンタル的要素は出てきていないが、S&P500、ダウ平均株価など米国株式などのリスク資産は上昇しているのに対し、米国債やドルなどの安全資産は下落しており、BTC/JPYを中心とした暗号資産市場もリスク資産と相関性を持った値動きをしていることが伺える。

また、日々NFT(ノンファンジブルトークン)に関するニュースが発信され、NFTの発行において多く採用されているETHへの関心も高まっている状況である。

このような状況で、本日はETH/JPYの価格推移に着目してレポートしてみたい。

最初に、今後のETH/JPYの展開を考察するうえで重要なレジスタンス・サポートラインとして以下を設定する。

・チャネルライン(a)、(b)

この短期的な反発が長期的な上昇トレンドに繋がるものになるか、ただの戻り高値となるかに注目していきたい。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。