著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・銅とビットコインの価格連動に注目

BloombergよりDMM Bitcoinが作成  左軸がビットコイン($)、右軸が銅($)

ビットコインは12月の上昇トレンドを崩すことなく、12/17に2017年の最高値である226.5万円の大台を突破。12/20にはさらに上値を伸ばし、250.1万円まで上昇と最高値を更新する結果となった。

2020年は2017年と異なり、機関投資家の参入や、世界の大手企業で暗号資産サービスが開始されるなど、金融資産としての認知度が高くなった年であるといえる。

ビットコインの現在地点は根拠ある推移であるのか、それとも過熱感を示唆するものか、今後の行方の手がかりを探るための2つの有用な指標を紹介したい。

1つ目の有用な指標は銅価格の推移である。

上図は、2016年1月1日時点の終値を起点としたビットコインの価格と景気の先行指標として投資家層から注目される銅の価格を比較したものとなる。

上図から、ビットコインは世界経済の需要の先行きや、景気循環と大きく連動していることがわかる。大きなサイクルとして具体的には、下記のとおりとなる。

BTCは大きな上昇と下落を繰り返しながらも、世界経済の成長に寄り添って銅と同様な価格で推移していたことがわかる。

ビットコインは最高値を更新する強気相場をみせたが、トレンドサイクルは常に上昇と下落を循環しながら推移するため、今後ビットコインの強気相場が継続するか否かについて、銅価格の動向が参考になるかもしれない。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。