著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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BTC(ビットコイン)、2か月ぶりにプラス圏へ反発

Tradingviewより作成

上図は2021年6月1日を起点とした当社取扱い銘柄の過去60日間の騰落率を比較したグラフである。

全般的に6/21と7/20付近に大きく下落しているが、足元は反発局面となっていることがわかる。ポイントとしては下記の点があげられる。

  • BTC(ビットコイン)とETH(イーサリアム)がプラス 圏で推移
  • BTC(ビットコイン)の上昇率は12%と最も高いパフォーマンスとなった
  • ALT(アルトコイン)の下げが目立ち、反発鈍い

5月中旬から7月下旬にかけては停滞相場で値を下げる銘柄が多い中で、ETH(イーサリアム)はハードフォーク「LONDON(ロンドン)」というアップデートにより投資家センチメントは強気に傾いたように思われる。 (詳細は2021/7/29のマーケットレポート「ハードフォークを控えたETH(イーサリアム)、今後の行方は?」を参照)

BTC(ビットコイン)はアップデートの近いETH(イーサリアム)を超える上昇をみせているが、いち早く反発した理由として、

①ESGマネー(環境、社会、ガバナンスの観点から投資)が流入する可能性
②4年ぶりに始まる大型アップデート「Taproot(タップルート)」の実装

という期待感に裏付けられたものではないかと考えられる。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。