著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

プロフィール:暗号資産交換業者。DMM Bitcoinなら、豊富な取扱い暗号資産(仮想通貨)種類(レバレッジ11種類、現物3種類)でお取引が可能です(※2020年10月現在)。厳重なセキュリティで、お客様が安心して暗号資産のお取引ができる環境を提供します。最短当日に口座開設可能。(暗号資産交換業 関東財務局長 第00010号、第一種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3189号、加入協会:一般社団法人日本暗号資産取引業協会)

半年続いた上昇相場に暗雲が立ち込める

暗号資産市場時価総額(Coin Market Capより作成)

上図は2020年10月1日を起点とした暗号資産時価総額を示したグラフである。

BTC/JPYは4/14に705万円の過去最高値を更新したものの、米coinbase社の上場をピークに上昇の勢いは失速。

一週間後の4/23には米キャピタルゲインの課税強化がきっかけとなったか、BTC/USD は5万ドルの節目を割り込む展開となった。

また、過熱感をみせていたETC(イーサクラシック)やQTUM(クアンタム)などのアルトコインも売りが売りを呼ぶ相場環境に投資家心理は耐えられず、大幅に価格を下げることとなった。

全体を俯瞰するための指標である暗号資産時価総額はピークである2.3兆ドルから4300億ドル(46兆円)もの価値を喪失する様相を呈している。

およそ半年にわたって続いた上昇相場の恩恵を受けてきた強気派にとって、4月中旬からの価格動向は水を差す形となったが、現在地点からの反発は可能なのか、それとも下落トレンドへの始まりなのか。

今後の動きを把握するために騰落ランキングを確認したい。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。