著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・日本円建てで過去最高値を記録したBTCと好調なETH
当社取引ツールより作成
上図は、2024/1/1~2/21までのBTC/JPYとETH/JPYの価格変動率である。
まずは、1/1からのBTC(ビットコイン)とETH(イーサリアム)の価格推移を簡単に振り返る。
1/10(米国時間)、BTC現物ETFがSEC(米国証券取引委員会)によって承認されたが、その後は材料の出尽くしや、米国雇用統計の強い結果を受けた米国金利の高止まり懸念から、BTCとETHの価格は上値の重い状況が続いた。
2月に入ると、BTCの半減期(2/21時点でBTCの半減期は4/19~4/27頃)への期待感からか、BTC、ETH共に価格を伸ばし、BTCに関しては2/20に日本円建てで過去最高値である790万円を記録した。
ETHに関しても、2/21に2022/4以来の高値となる44万円を記録した。
このETHの価格上昇の背景には、レイヤー2の取引手数料削減を目的とした「Dencun」アップデートが3/13に控えていることや、ETH現物ETFの承認への期待感があると思われる。
ETHの価格上昇に関しては、2/15の当社マーケットレポート「過去最高値更新のBTC。ETHも「Dencun」で50万円も視野に入るか?」でも説明しているため、そちらをご覧いただきたい。
以下では、今後のBTCについて考察する。