著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・昨年末からのBTCとSOLの比較

当社取引ツールより作成

上図は、2023/11/1から2024/1/31までのBTC/JPYとSOL/JPYの価格変動率である。

BTC(ビットコイン)は、1/26の当社マーケットレポート「短期的には下落傾向のビットコイン。600万円台に復帰できるか?」でも記載のとおり、1/10にBTC現物ETFの承認発表があり、翌1/11にBTCの価格は一時700万円超えを記録したものの、ETF承認後の材料出尽からか、売りに押される展開となった。

また、1/22にはグレイスケールの提供する「GBTC(グレイスケール・ビットコイン・トラスト)」が大量に売却されたこともあり、BTCの価格は同日570万円まで下落した。

その後、BTCは570万円付近を底に、1/26頃から反発し、現在は630万円付近まで価格を戻し推移している。

一方のSOL(ソラナ)に関しては、BTCに比べ昨年12月に大きく価格が上昇しており、2023/11/1の価格6,500円から12/25には一時16,400円(約150%)まで高騰している。

昨年12月に以下のようなSOLの報道を確認しており、それらの報道を受け、12/20頃からSOLの価格が上昇したものと思われる。

・Circleのユーロステーブルコイン「EURC」、Solanaブロックチェーンも採用(12/19 CoinPost)
・Ondo Finance、RWAトークンをソラナ(SOL)へ拡大(12/20 CoinPost)
・ソラナ普及拡大に追い風 NY金融当局がPaxosのSolanaステーブルコイン発行を認可(12/23 CoinPost)

この価格上昇により、SOLの時価総額はXRP(エックスアールピー)を抜き、現在も第5位を維持している。

また、Googleトレンドにて過去12カ月間の検索状況(下図)を確認すると、2023/12/24~12/30の一時的ではあるものの、キーワード「Solana」が「Ethereum」の検索数を上回り、SOLの注目度と盛り上がりが確認できる(下図 白丸)。

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