著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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FOMCはタカ派寄り。

今月22日から23日にかけてFOMC(連邦公開市場委員会)が開かれ、シリコンバレー銀行やクレディ・スイスの経営破綻を受けて、金利の頭打ちが示唆されるかどうかに市場の関心が向いていたが、25bp(ベーシスポイント)の引き上げを発表し、依然タカ派な姿勢を示した。

パウエル議長は議会中、銀行の連鎖的な経営破綻の動きを踏まえて、利上げの打ち止めについても議論が上がったものの、雇用と物価の想定以上の強さに利上げ継続を決定したと話し、『追加的な引き締め』が必要になってくるかもしれないとした。

これを受けて、ビットコインは、375万円の高値から340万円の安値までの急激な下落となった。

また、イエレン米財務長官が市場への影響度合いを鑑みて後に発言を変更したものの、『銀行預金の保険や保証に関しては議論も検討もしていない』との発言したことを受け、同日にパウエル議長が「銀行システムは健全であり、安心して預金すべきだ」と発言したことへの矛盾感から、金融危機による信用不安が再度意識される展開も見られた。

ドットチャートは前回12月FOMCからほぼ変更なしで明るい兆しも

CMEのFedWatch ツール(https://www.cmegroup.com/ja/)より当社作成
 

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