著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・BTC(ビットコイン)相場の推移を振り返る

BTC/JPY 日足Bidチャート

上記は、2023年の3/1から現在までのBTC/JPYの日足Bidチャートである。

3月は一時258万円まで下落する場面があったが、足元では370万円付近まで上昇している。

2023年に入った後、2か月連続で月足陽線を記録していたBTCであったが、3月の初頭は下げスタートであった。

これには、当社マーケットレポート「ステーブルコイン急落!ETHとTRXには要注意!?」で紹介されている通り、米銀SVBの経営破綻により、同行に預金を持つCircle社が発行する、ステーブルコインのシェア率30%を超えるUSDCが信用不安に陥ったことから、暗号資産から資金が抜けたことも影響しているだろう。

それに伴い、BTCも3/10に一時約250万円台まで値を下げた。

しかし、Circle社の問題は大事に至らず、米銀の連鎖破綻やクレディスイス社の身売りなど、既存金融の問題が明るみになった影響か、3/19にはBTC価格は高騰し約370万円に達した。現在もBTCは360万円台で推移している。

ここで着目したいのは、アルトコインも価格上昇していることは確かなのだが、BTCに資金が集まっているということである。

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