著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・乱高下するビットコイン(BTC)

FTXショックから冴えない値動きが続いていたBTCだが、米国11月分CPI(消費者物価指数)の発表、12月FOMC(連邦公開市場委員会)と重要イベントが続き乱高下する展開となっている。

上:BTC/USD 1時間足、下:USD/JPY 1時間足

上図は、12/13~現在のBTC/USD(ビットコイン)とUSD/JPY(ドル)の1時間足チャートである。

ここ数日のBTC/USDはFF(Federal Funds)金利の動向に敏感なドルの値動きと反対に動いているのがわかる。

12/13に発表された11月CPIに関しては、10月に0.4%上昇した前月比だが、11月のCPI前月比では0.1%の上昇であった。前年同月比では7.7%だった10月に比べ11月は7.1%と、いずれも伸び率が鈍化し、発表前の市場予想を下回る結果だった。

この結果を受け、利上げペース減速の期待からUSD安BTC高となった。

11/30にパウエルFRB議長が12月FOMCでの利上げペース減速の可能性について言及したが、12月FOMCでの利上げの減速は実現せず、暗号資産市場はUSD高BTC安で反応した。

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