著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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リスク回避先となるLTC、BCH

上図は、FTXショック直前の11/7から12/4までの当社取扱銘柄の内、時価総額10億ドル(約1,340億円)以上の騰落推移を表している。上図の色付き4銘柄以外はグレーで統一している。

11月は、FTX破綻の余波がヘッジファンドや投機筋にも広く波及し、暗号資産市場は全面安の展開となっている。

しかしながら、LTC(ライトコイン)は僅かながら逆行高、BCH(ビットコインキャッシュ)は下落幅が限定的となっており、リスクオフの局面で選好されている銘柄も確認できる。

ETHは9月に大型アップグレード「Merge」が行われ、次の話題を待つ状況に対し、BCHでは来年5月頃にアップグレードが予定されており、LTCでは来年夏頃に半減期が控えている。

目先にわかりやすい材料を伴っていることで、暗号市場全体がリスクオフに傾く中でも底堅い動きに繋がっている可能性がありそうだ。

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