著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・BTC(ビットコイン)相場の振り返り
BTC/JPY 日足Bidチャート
上図は、9/28から現在までのBTC/JPYの日足チャートである。
CPI(消費者物価指数)が発表されボラティリティが大きくなった10/13を除くと、10/25までBTCはおおむね約270万円から約290万円までのレンジ相場であったが、10/25にレンジをブレイクアウトし、約298万円を付けた。
その後の10/26~10/28までは、レンジ上限となっていた約290万円をレジスタンスとする展開が続き、ピークとなった10/29には約307万円まで上昇した。
しかし、11/3の午前3:00に開かれたFOMC(連邦公開市場委員会)の影響で一度約290万円を付けてからはトレンドが反転し続落基調となった。
そのFOMCの結果と発表されたことを簡単にまとめると以下のとおり。
①結果:予想通りFRBは0.75%利上げ。
②記者会見内容:12月は利上げ幅縮小の可能性を示唆するも明言は避ける。最終的な利上げの到達点(ターミナルレート)が高まることにも言及しており、今後の経済指標によって姿勢が変わると予想できる。
すなわち、インフレ率や世界的な景気動向といった今後のファンダメンタルズによってFRBの利上げ姿勢は変化し、乱降下する相場が続く可能性もあると言える。