ビットコインの不正流出事件が発生したいDMMビットコインは14日、顧客保証のためのビットコインの調達が完了したと発表した。
5月31日に発生した不正流出事件では、ビットコイン(BTC)が4502.9BTCが流出した。これは当時の価格で482億円に相当する。
今回の発表によれば、顧客保証する流出相当分のビットコインを6月14日に調達を完了させた。
今回どのような形で調達したのかは具体的に書かれていないが、過去の発表では「市場に影響を与えないよう配慮しながら調達」する意向を表明していた。
また事前に発表していた総額550億円の資金調達についても6月10日までに予定通り実施したと報告している。これはDMMグループの企業から資金支援を受けたもので、6月3日に50億円の借入による資金調達、さらに6月7日に増資による480億円の資金調達、そして6月10日には劣後特約借入による20億円の資金調達を実施した。
なお不正流出の原因については現在も調査中であるとし、具体的にどのような手法でハッキングを受けたのかについては明らかにしていない。DMMビットコインは、詳細が判明次第、詳細を報告するとしている。