過去7日間、ソーシャルメディア上で仮想通貨絡みで人気のある単語は、「下落(dip)」、「買い(buy)」、「Fed」といった言葉だ。今週火曜に急騰したにも関わらず、「売り(sell)」という言葉はトップ10の中には入らなかった。

仮想通貨データアグリゲータのSantimentは、Meta(フェイスブック)やテレグラム、ツイッターなどのソーシャルメディアでトレンドとなっている単語をまとめている。「下落」や「買い」がトレンドワードのトップ3の中に入っている。「Fed」や連邦準備制度理事会(FRB)は6位に位置している。

Santimentでは、ソーシャルメディア上の単語のソーシャルボリュームに焦点を当てて分析を行っている。これは全体的な市場センチメントを示すものとしている。一部のトレーダーはビットコイン(BTC)が3万ドルまで下落することを恐れているのとは対照的に、これをみるとソーシャルメディアでの購入感情は依然として強いままとなっている。

米連邦準備制度理事会が単語の上位に入ってきたのは、2022年の利上げを巡る議論によるものだ。ビットコインは今週、FOMCの議事録が公開されたことで早期利上げ観測が強まり、軟調な展開となった