4月のビットコインのオンチェーンでの取引数が1000万回を突破し、2017年12月につけた過去最高記録に迫った。仮想通貨調査会社のディア(Diar)が6日に伝えた。

(出典:Diar「ビットコインのオンチェーンでの取引数」)

今年2月に過去最低を記録したのち、徐々に増加している。

一方、4月はビットコインの取引手数料が3月と比べて200%近く増加した。ただ、2017年12月の手数料の6分の1ほどにとどまっている。

(出典:Diar「ビットコインのオンチェーンでの取引数」)

これは、ビットコインのスケーリングと手数料削減のために開発されたセグウィット(SegWit)の導入が進んだ結果と見られる。

(出典:Diar「SegWitによる取引が占める割合(赤)」)

セグウィットを使った取引の割合は、4月、ブロックあたりの取引量全体の40%に迫った。2017年末時点でのセグウィット導入割合は11%。セグウィットの普及でビットコイン手数料が軽減されていることが分かる。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版