ドイツ取引所、ビットコイン取り扱いに向け深く検証中

 フランクフルト証券取引所などを運営するドイツの金融企業ドイツ取引所(DB)は、仮想通貨統合という選択肢の検証をするため、「深く検証を行っている」。ブルームバーグが23日につたえた

 業界のイベントで、同社の顧客・商品・コア市場の責任者ジェフリー・テスラー氏は聴衆に対し、同社がビットコイン取り扱いに向けて前進する前に、その背後にある技術を理解することに取り組んでいると語った。

 テスラー氏が、ビットコインのボラティリティの高さゆえに、DBは関連市場に参入することができないと示唆した前回3月の発言からは一歩前進した。今週更新されたコメントで彼は以下のように述べた。

「私たちは、ビットコインのようなものの取り扱いに向けて前進する前には、その基本となる取引をしっかりと理解したいと考えている。そしてそれはそれほど簡単なものではない。 私たちは深く検証を行っている」

 テスラ―氏は、特定のビットコイン商品提供への関心や計画については述べていないが、DBが米国の競合シカゴ・オプション取引所(CBOE)やシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)と「同じステージ」にはいないことを認めた。両取引所は昨年12月、ビットコイン先物取引を開始した。最終的な取り扱い開始にあたっては、おそらく彼らと同様の立ち上げ方で取り組むことになるとみられている。

 DBはすでにブロックチェーンの実験に参加しており、3月にはR3のコルダ(Corda)プラットフォームを使用した証券貸付向けのブロックチェーンベースのプラットフォーム開発のため、流動性管理会社HQLAxと提携している。