中国のブロックチェーンセキュリティ企業LianAn Technologyが1月5日に発表したレポートによると、世界中のブロックチェーンにおける分散型金融(DeFi)での不正流出の総額は2022年に36億4000万ドルに上った。これは、2021年の24億4000万ドルの損失と比較して、47.4%の上昇となる。この1年間にDeFiにロックされた総額が80%も急減したにもかかわらず、インシデントによる被害額は増加したことになる。

2022年の流出金額のうち、クロスチェーンブリッジのハッキングで失われた資金は、12件のインシデントで18億9000万ドルに達した。全体として、イーサリアム、BNBチェーン、ソラナへの攻撃が流出被害の大部分を占めていた。
2022年に発生した167件のインシデントうち、51.5%が監査済みプロジェクトで発生し、48.5%が非監査済みプロジェクトで発生した。レポートによると、盗まれた資金の38.7%、14億ドルが仮想通貨ミキサーのトルネードキャッシュ経由でロンダリングされたという。1年を通して回収された資金は2億8900万ドル相当のみ。しかし、いくつかの回収は法執行機関の要請により公にされていない可能性もあり、この数字はもっと多いと思われる。
世界のブロックチェーン関連犯罪の総額は、2022年に137億ドルに達した。マネーロンダリングの事件が73億3000万ドルでトップ、次いでDeFiエクスプロイトが36億ドル、マルチレベルマーケティング詐欺が10億ドル、詐欺が8億3000万ドルとなっている。
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